2010年11月01日

しみとくすみの原因について

しみやくすみはどうしてできてしまうのでしょう。はだにしみが出来るのは強い紫外線を浴びた時などで、肌の反応として作られたメラニン色素が皮膚表面に集まって沈着している状態をいいます。




肌を紫外線にさらしておくと、紫外線の強い影響から肌を守るために肌の深い部分でメラニン色素が作り出され、表皮に送り出されて肌を守るようになります。表皮に集まったメラニン色素は傘となって肌を紫外線から防護し、刺激を和らげてくれます。




通常ならば表皮の生まれ変わりであるターンオーバーで、メラミン色素は角質と共に垢として排出されます。これで話が済めば一段落なのですが、紫外線に断続的にさらされ続けたり、ホルモンバランスが崩れている時などは、メラノサイトというメラニンを作る部位に変化が生じます。




本来ならばメラニン色素の排出が終わると元通りの状態に戻れるはずの肌が、メラノサイトからどんどん作られるメラニン色素の量で相殺されてシミとして目につくようになってしまいます。これに加えて、年齢を重ねて新陳代謝が弱くなるとメラニンの排出能力が低下し、しみとして肌に残りやすい環境が進みます。




一方、年をとった角質層がうまく剥離せずに残ってしまうと肌に透明感が失われ、くすみとして目立つようになります。透明なフィルムを何層にも重ねるとやがて白く濁ってくすんだ色になるのと同じです。




肌のくすみの主な原因はターンオーバーの乱れです。くすみができやすい肌は、ストレス過多な生活や喫煙の習慣、生活習慣の乱れや食事バランスなど、一般的に肌に良くないとされていることをしている方の肌です。




しみとくすみの原因をよく理解する事が、しみやくすみの無い肌を作る第一歩となります。

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Posted by ととろ at 18:01 │Comments(0)しみ・くすみ
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